自分の趣味に生きる

京本大我さんが好きです。彼の未来が眩しく輝かしいものでありますように。

どうかコンサートではキラキラなアイドルのままで。

 

 

 

最近ジャニーズのコンサートで「拡散してね!」「ふぁぼりつよろしく!」「インスタのストーリー……」「LINEやってます」「青くて白い鳥のアプリでレポ見られるよ!?」みたいなSNSネタがMCタイムで話されることが多いなと感じます。うれしい人もいるかもしれませんがわたしは正直に言うとあまりいい気持ちはしてませんでした。

 

ジャニーズってSNSが禁止されている身なのにこういういかにも「やってます!!!」っていう確信が持ててしまうような発言をされると、なんか……。(インスタのストーリーなんてやってなきゃわからないよね?)

 

人によって異なると思いますが、わたしはコンサート会場に足を踏み入れた瞬間から会場を出るまで「この時間だけは現実見ない!夢を見させてもらう!」っていうスタンスでいて。

コンサートはお金を払って夢や非日常を見せてくれる、提供してくれる時間だと思ってます。

だからその夢の時間中に急に現実を見せてくるような発言をされると一気に冷めるというか、彼らはあんなにキラキラの衣装を着て照明を当てられて黄色い歓声を浴びているのに同じ世界に生きてる人間なんだな……とアイドルを悪い意味で身近に感じて悲しくなります。コンサート中じゃないときに人間味を感じるのは別にいいしむしろ見たいなって感じる時ももちろんあるけれど、非日常を求めに行っているときに見たくないところをガッツリ見せつけられるとすごくゲンナリします。また下ネタも酷いもので正直聞くに耐えないというか笑えないなあと思ってました。

 

下ネタだのSNSネタだの、そういう発言で笑いや反響を得るのはどうなんだろう。わたしはそういう話を聞きにコンサートに行ってるわけではない。だったら楽屋の裏話やコンサートの打ち合わせの様子を掘り下げてくれる方がよっぽどうれしいし、下ネタSNS話を長々とMCでするくらいならその分普段見られないような組み合わせで曲やってよ。

 

アイドルへ抱く想いは人それぞれだと思いますが、わたしは特に「アイドルとファン」の関係が大好きで。

普段はテレビ越しや誌面越しにしか見られない彼がコンサート中だけは目を合わせてくれる、笑いかけてくれる、かまってくれる。いい意味で近い距離を感じ、でもコンサート会場を一歩出たらもちろんまた超えられない壁や距離を感じる。だからまた幸せをもらいに会いに行く。会うために夢の時間を買う。

 

どうかコンサートでは、キラキラなアイドルをしているときだけは、現実を見せないでほしいというのはワガママでしょうか。

 

 

 

 

(わたしの好きな人はあんまり積極的にそういう話に入ってなかった(贔屓目)からまだ……よかった……)